「権利擁護に関する研修会」を開催しました。

日時:平成29年2月21日(火)

時間:17:45~19:45

場所:田上記念病院  リハビリホール

1.権利擁護に関する事例発表

  西陵まちかど福祉相談所  社会福祉士(主任介護支援専門員) 所長 早坂 滋樹氏

権利擁護という言葉は、高齢者虐待対応や成年後見制度の事かと考えがちでしたが、医療・

介護に携わる私たちすべての支援が権利擁護なのだ、という事に事例発表を聞き、気付く

事ができました。

2.『身寄り』問題と権利擁護

  しばた司法書士事務所

  NPO法人やどかりサポート  理事 芝田 淳先生

芝田先生は現在複数の要援護者の成年後見人を担っておられるとの事ですが、そのほとんどが

「身寄り」のない、あるいは身寄りがあっても頼れない方」との事でした。その後後見人をし

ていて、私たちのような医療や介護関係者から求められる事は、従来私たちが身寄りに求める

事が多いとの事。

しかし芝田先生は「認知症になっても判断が不十分になっても、私たちが真っ先に重視しなく

てはならないのは、本人の意思なのではないか」と仰っています。

今、地域包括ケアシステムという考え方を国は推し進めていますが、芝田先生はかなり前から

NPO法人活動を立ち上げ、社会的弱者の立場に立ち、その方々の地域での暮らしを支えてこら

らた事も知る事ができました。私たちは医療・介護従事の専門職者として、常に本人の意思を

尊重する姿勢を忘れてはいけないと感じました。

                                     文責:野元