放射線科
当院の理念を受け、エビデンスに基づき様々な角度から患者本意の医療情報の提供を行います。
CT・MRI紹介
当院では、電子カルテによるオーダリングシステム及び画像保存通信システム(PACS:picture archiving and communication system)の導入(2009年12月12日導入)により指示及び画像データはデジタル化されております。
X線撮影:X-ray photography
東芝メディカルシステムズ Aquilion TSZ-101A 64列マルチスライス
X線撮影は、レントゲン撮影や一般撮影などと呼ばれることもありますが、X線を使用しさまざまな部位の撮影を行います。また撮影した画像は、『CR(computed radiography)』によりデジタル処理され提供されます。
多列検出器CT(MDCT)Multi detector computed tomography
【平成25年3月運用開始】
X線検出器の多列化により、高速で多くの情報を得ることができます。このボリュームデータ(1mm以下の画像データ)を利用し、さまざまな角度からのスライス再構成や、ワークステーションを利用し3D再構成などを作成することができます。
当院では、MDCTの中でもハイスペックな『64列MDCT』を平成25年4月より導入しております。 被ばくに対する感受性の高い乳幼児の検査や検診などでも安心して検査を受けて頂けます。
MRI:magnetic resonance imaging(核磁気共鳴画像法)
東芝メディカルシステムズ EXCELART Vantage V9.51 1.5テスラ
【平成22年9月運用開始】
MRIは、人体に磁場を加え水素の原子核の挙動を画像化したものです。検査中は、強力な磁場の中に入る為、体内にペースメーカーなどの精密機器を埋め込んでいる方は禁忌となり、体内に金属を埋め込んでいる方は十分な注意が必要となります。
一般的にMRIの性能は磁場強度で表現され、その単位はT(テスラ)で表されます。当院のMRIは磁場強度1.5Tで高磁場なMRI装置となります。
当院ではこれらのMRI・CTの画像については、遠隔画像診断システムを活用し、担当医と専門医のダブルチェック体制となっております。